背中にきびを効率的に治したいと考えたら、お風呂の入り方や
その後のケアをしっかりと見直しておく事がお勧めです。
背中にニキビが出来る原因の一つに、シャンプーやリンスのすすぎ残しが
背中に垂れてしまう事があります。
ですから、シャンプーやリンスをした後は、しっかりとすすいでおく事が
大切です。更に、お風呂から出た後は、しっかりと髪の毛を乾かしておかなければ
髪の毛についた水滴が背中に垂れ、パジャマ等に染み込み、蒸れの原因と
なってしまいます。
体もしっかりと拭かなければ、体についた水分により背中が蒸れやすくなります。
ですから、お風呂上がりは綺麗に髪の毛や体を乾かしておく事が重要になってきます。
そしてお風呂上がりは身体全体が乾燥している状態ですので、保湿ケアが欠かせません。
スキンケアとして使っている化粧水や乳液は、背中などにも使えます。
コットンを使って顔に十分に染み込ませたあと、背中にも同じようにケアをしましょう。
化粧水だけではまたすぐに逃げていってしまいますので
きちんとクリームなどでフタをしておくことが大切です。
背中は手が届きにくいですので、何か便利な棒などを購入して
併せて使うのも良い方法だと言えます。
背中にきびは、背中が蒸れると出来やすくなってしまう為、
背中に汗をかきやすい人の場合、吸水性の高い肌着を選んでおく事も有効です。
背中を常に清潔に、快適に維持できる状態を作ると、それにより
背中にきびが改善していく事になります。
特に夏場は汗をかきやすく、背中が不衛生な状態になりがちです。
夏場の肌荒れに関しては顔周りも同様で、汗をかいたら
すぐにこまめに拭き取っていかなければ、にきびや肌荒れに
繋がります。
汗拭きシートを活用したり、汗をかいたらすぐに着替えられるような
替えのシャツを常備しておき、背中にきびを増やさないよう心がけましょう。
お風呂上りは体を拭いたり、髪の毛をまとめて服を着るなど意外と忙しいものです。
ついついスキンケアが後回しになってしまうということも多いでしょう。
お風呂の中は蒸気で満たされているので、お肌もうるおっているという感じがすると
いう人も多いです。しかし、日本健康開発財団 温泉医科学研究所の研究によりお風呂上りは
急速にお肌の乾燥が進むことが分かりました。
お風呂に入り、お湯に触れることでNMF(天然保湿因子)というお肌が持っている保湿成分が
流れてしまうことが原因です。放置していると、入浴前よりもお肌の水分量が減少して
しまいます。
そこでお肌の状態を調べてみると、浴室を出た後から1分ほどでお肌の水分量は減っていきます。
出浴10分後までは入浴前よりもお肌の水分量は高い状態ですが、それを超えると減っている
ことが分かりました。
そのために、お風呂から出た後は出来るだけ早くスキンケアをする必要があります。
タイムリミットは10分ですが、早ければ早い方がいいです。
中には浴室の中で保湿を行うという方法を実践している人もいて、お肌にうるおいを与える
ことの大切さが分かります。洗面台など浴室の近くに保湿のための化粧水を置くように
しましょう。