なんとかしたい背中のにきび

症状に気がつきにくい背中のにきび


普段気にしていなかった背中に、あるとき気がついたら
ニキビがたくさんできていた、ということはないでしょうか。

例えば結婚式で背中を出すドレスを着たいとき。
あるいは水着になって背中を見た時。
綺麗に決めたいと思っているのににきびで背中が荒れていることが分かったら
やっぱりショックも大きいですよね。

しかし、にきびは対策を取ってもすぐに治るものではありません。
そのため、普段から気をつけておいて早めにケアをすることが大事なのです。

背中のニキビは自分では管理がしにくいため、特に治りにくい部分だと言えます。
また、状態によって対処法も変わってきます。
そのため、まずは原因と対策を知っておくことが大切です。

背中にきびができている時は、外的刺激にとても弱い状態です。
ちょっとした刺激に対しても敏感に反応してしまい、メラニンの生成を増やしてしまいます。

メラニンが生成されても排出とのバランスが良ければ問題にはなりませんが、
過剰にメラニンが生成されてしまうと排出が追いつかなくなって
色素沈着として現れます。

ニキビ治療専門外来仙台ソララクリニック

改善するためには肌のターンオーバーを促してメラニンを含む
肌細胞の排出を行わなければなりませんが、色素沈着を起こしやすい肌は
元々ターンオーバーが遅れがちであることも多いので
ケアを行ってもなかなか解消されません

ターンオーバー正常化の鍵を握るのが保湿ケアです。
背中にきびに対して保湿ケアを行えば、肌細胞が活発に働くようになって
古い細胞も順調にはがれ落ちます。

色素沈着はにきびを潰すことでも起こるものであり、
炎症を起こしている最中はあまり触らない方が安全です。

メラニンは元々防御反応の一種であり正常な働きなのですが、
過剰に働くとトラブルにつながります。

気をつけようにも対策がわかりにくい、と思われる場合は
専門医に話を聞きに行かれることをお勧めします。

保湿

肌のターンオーバーの仕組み|サイクルは年齢によって違う?

ターンオーバーという言葉をよく耳にしますが、これには仕組みがあり、
その仕組みを知ることで年齢に負けない肌を作れるというわけです。

肌は、表皮・真皮・皮下組織の3つの層に分かれていて、表皮は外からの受ける刺激から守り、
真皮は表皮をサポートし皮下組織は、外からの力などが加わるのを守るという役割を持って
います。

ターンオーバーは、この3つのうちの表皮で行なわれる新陳代謝のことをいい、新たに
作られた細胞が角化して姿を変え、それぞれの役割をこなした後に、最後は垢となって
剥がれて肌が生まれ変わる仕組みのことです。

このターンオーバーのサイクルは、部位や人、年齢によって異なり、20代が約28日という
周期が理想的とされています。

医師が監修しているサイトなどでは、年齢別にターンオーバーの周期が記載されていて、
加齢に伴って周期日数も増加し、周期は年齢x1.4という計算式で現在のターンオーバーの
周期を知ることができます。

ターンオーバーが乱れると肌への影響が多く、この乱れには周期が早くなる場合と遅く
なる場合があることを知っておきましょう。

早くなる場合には、新しい細胞が小さいだけでなく薄く水分保持力や伸縮力に乏しい状態と
なっているので、肌を守るバリア機能が当然のことながら弱いため、にきびなどの炎症が
起きてしまいます。

遅い場合には、本来であれば落ちているはずの角質が残ってしまっている状態なので、
肌が硬くなったりくすんだ肌色となってしまいます。

ターンオーバーの正しいサイクルを保つには、栄養バランスの良い食事と適切な運動を
取り入れた規則正しい生活を送ることが大切です。

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